
今日も暖かい1日でしたね。こちらでも桜が咲きはじめました。週末はお花
見日和となりそうです。そして自庭ではいよいよチューリップの季節です。
花壇では原種系のチューリップが咲きはじめました。咲かないと品種がわ
かりませんが。何だっけ?・・・・

クルシアナ‘レディジェーン’も蕾がはっきりしてきました。もう数日で開花
を迎えるでしょう。
クレマチス達も伸び盛りになって来ました。昨年花が見られなかった数種
のクレマチスも伸び始めて今年はどうなる事か、少しドキドキしています。


春が待ちきれないのでチューリップの話でもしましょうか。園芸品種も多種
多様になったチューリップですが、そもそも原種はどんな花なんでしょう。
栽培環境について考えてみましょう。(写真は原種系改良種ライラックワンダー)
原種は中央アジアを中心に中国西部〜チベット及び地中海沿岸にいたる地域
に自生が確認されていて気候的にはステップ気候(草原気候)帯に属していま
す。ステップ気候は、日中と夜間の温度差が激しく雨季には少量の降雨があり
草原が出現しますが、乾季には草原は消えてしまう様な過酷な環境です。
又気温は同じステップ気候でも地域によって幅があるのでステップ気候の気温
は○○℃とは言えないようです。サバンナ気候と砂漠気候の中間の気候の様で
す。原種系のチューリップは乾燥気味に育てる事がポイントですね。用土も出
来るだけ排水を良くしなければなりません。休眠時に球根が深く潜るドロッパー
も、こうした乾季に適応する為なのでしょう。おそらく原種系のチューリップは地
植えするよりも鉢で育てる事の方が難しいのかもしれません。普通は地植えより
鉢栽培の方が楽なものなのですが・・・カタクリと同じです!

注文しておいた球根が届きました。植え込み開始といきたいところですが、若干宿根草の植付けがあるのでそちらが優先です。そう言えばこの花壇のクルシアナは随分とHCで見かけるようになりました。以前は本当に探しまわったものです。山野草の専門店で入手した覚えがあります。何度も書きますがこのクルシアナ・レディジェーンは植えっぱなしで毎年開花してくれる優れもの。しかも数が殖えてくれるのですから人気が出るのも頷けます。さて80球越えの球根、レイアウトを考えるのが又楽しいんですよね。

このところの寒さでチューリップも花が長持ちしているようです。忘れな草は盛りを過ぎてしまいましたがクルシアナはこの通りまだ元気です。

光に透けるこの美しさは流石にレディジェーンです。又来年あいましょう。
ところで画面に写る枯れ枝、実はルリマツリモドキです。半耐寒性ですが、意外に強く、我が家でも路地で越冬します。今休眠が解けたようで、新葉が展開し始めています。

土曜日の夜の嵐のダメージが心配されましたがご覧の通り、何事も無かった様に咲いていました。顔に似合わずタフですね。
それにしても今日は暑い1日でした。静岡では30度を超えたとか。この分だとこのチューリップも今週半ばで終わってしまうでしょう。今年はお供のイベリスと、開花が合わず残念でした。

昨年と比べてクルシアナが増えてきました。来春のために少し間引かなくてはいけないかもしれません。ナチュラルな植栽は足す事だけでは駄目なんですね。最近やっと引くことを覚えてきました。